概要：

水中のアンモニア窒素の源は主に生活汚水中の窒素含有有機物が微生物の作用を受ける分解産物であり、コークス化廃水や合成アンモニア化学肥料工場廃水などの工業廃水、および農地排水である。また、無酸素環境では、水中に存在する亜硝酸塩も微生物の作用を受けてアンモニアに還元することができる。酸素のある環境では、水中のアンモニアも亜硝酸塩に転換し、さらに硝酸塩に転換し続けることができる。水中の様々な形態の窒素化合物を測定することは、水の汚染と「自浄」状況の評価に役立つ。アンモニア性窒素含有量が高い場合、魚類に対して毒害作用を示すことができる。

検出器の原理：

本装置はマイクロコンピュータの光電子比色検査原理を用いて伝統的な目視比色法に取って代わった。人為的誤差が解消されたため、測定解像度が大幅に向上した。

技術指標：

1.測定範囲：0.02-25 mg/L

2.電源電圧：

携帯用：直流1.5 V×5本のAAアルカリ乾電池、

AC 220 V/50 Hz/DC 7.5 V/0.2 A電源アダプタ、自動電源オフ、交流直流二用。

デスクトップ：AC 220 V/50 Hz

3.分解能：0.01 mg/L

4.繰り返し性：≤3%

5.線形誤差：±（3%FS）